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テレビ北海道「けいざいナビ」にて「JR北海道 鉄路半減の未来」としてJR日高線問題が取り上げられました

先月の4月22日に、テレビ北海道での経済番組「けいざいナビ」にて、「JR北海道 鉄路半減の未来」と題して、JR北海道の問題、地域交通、北海道の未来について取り上げられました。

この番組は当日見ることはできませんでしたが、テレビ北海道の「けいざいナビ北海道」が、YouTubeでの公式チャンネルにて、番組の動画を今月になってアップしていましたので、昨日その動画をじっくりと見させていただきました。

興味のある方は、下記にてご覧下さい。



この番組では、列車が来なくなったマチの現状を辿る中で、JR日高線が取り上げられています。

また、当ブログでもJR日高線問題については、個人的な意見を色々と書き綴りましたが、以前にもニュース番組でJR日高線について取り上げられ、

昨日のUHBニュース「みんなのテレビ」での「きょうのドキュメント」で、JR日高線の問題と「日高の公共交通を考える有志の会」代表の活動が紹介されました

の中でも番組内容も含めて、意見を書きましたが、上記の「けいざいナビ」の中でも、「日高の公共交通を考える有志の会」の高橋代表の意見の他にも、新ひだか町の酒井町長も意見を述べていますが、正直、町長の意見には、一町民としては愕然としました。

番組の中で、酒井町長は

地域で地方公共交通を一生預命考えようとしても得られるものは少ししかないと思う。

バスの乗客が少ないし民間経営者は間引きしたいなと考えるんじゃないか


と話し、この他にも

バス転換はいつでもできる。

地面から日高線が消えないようにすることは、北海道の鉄道には国が乗り出してくれないと保てない


と番組インタビューでハッキリと答えていますが、まず、地域で地方公共交通を考えることを、なぜ「得られるものは少ししかない」と断言するのだろうか?

町長たるものが、自治体の得感情だけでしか物事を考えていないというのは、あまりにお粗末過ぎますし、個人的には呆れて言葉すらありません。。。

また、バスの乗客が少ないということは、これはバスだけでなく、JRにもいえることですが、乗客が少ないというのは、利用者が少なくなってきているからであり、民間企業であれば、採算性の取れない赤字事業は、赤字解消のために、様々な経営努力をします。

そうした中で、赤字解消ができないと最終的な判断となれば、廃止とするのは、民間企業であれば当然のこと。

勿論、公共交通機関においてて、赤字路線だからといって、すぐに廃止にすることには大反対ですし、JRの場合は、JRの経営努力も大事ですが、赤字路線を走る自治体も、利用するのは、自治体住民でもあるのだから、JRを住民が利用するような案を出すなり、ソフト面での協力も必要だと思います。

それらのことを自治体でもJRと協力して、これまで行っているならともかく、公共交通機関の利用者が減っているにも関わらず、路線の維持ありきしか考えないというのは、今後自治体の負担は確実に増えるのが分かりきっているにも関わらず、存続ありきでしか考えないということが、僕には全く理解することができません。

確かに、日高線沿線の町長には、JR北海道に対しての不信感が根強いでしょう。

だからといって、「バス転換はいつでもできる」というのは、将来の公共交通体系のあり方を全く考えていないから、このような言葉しか出ないはず。

新ひだか町では、今後の町民の2040年までの人口推移についてを「新ひだか町人口ビジョン」として、役場で作成しております。

PDFファイルでもありますが、興味のある方は下記のリンク先より、ご覧下さい。

新ひだか町人口ビジョン

にも書かれていますが、ここでの社人研推計人口をもとにして考えると、2040年までに、新ひだか町は約7000人が減少することになります。

170511_1.jpg

ただ、この数字は正直見込みが甘い部分もあると思え、新ひだか町は、旧・静内町と旧・三石町が、平成の大合併で合併をし、新ひだか町ともなりましたが、合併から10年で、すでに新ひだか町民は5000人以上減っています。

つまり、今後は短期的・中期的・長期的にも、新ひだか町だけに限ったことではありませんが、地方自治体は人口が減るということを大前提として、まちづくり計画をしていかなければなりません。

それなのに、公共交通機関の維持が大前提と自治体のトップである町長が考えること自体、自治体の将来について何も考えていないようにしか思えませんし、いわば自治体のツケをそのまま放置して、問題を先送りにしているとしか見えません。

話は、テレビ番組の「けいざいナビ」に戻しますが、番組の中で、現在JR日高線が不通のため、代行バスを利用している高校生が

列車復活よりこのバスをもっと良くしてほしい。

混んでいて立っていなきゃいけないことが多い。

車内も狭いので、もう少し大きいバスになって改善してくれてばいいと思っています。


と言っていましたが、この利用者の声こそ、自治体のトップである町長は汲み取らなければなりません。

170511.jpg

こうしたJR日高線の問題は、沿線自治体の町長が真剣に考えなければならない問題でもありますが、すでに鉄路がストップしてから3年以上。

その間は、代行バスは走るようにはなりましたが、バスの改善など全く見られず、沿線の町長らが、利用者の声すら聞こうとせず、あげくには現実的にも問題が山積みで、不可能としかいいようのないDMV導入を口にする始末。

あげくに、路線バスの赤字の7割を新ひだか町の予算で負担しているのだから、これでは町民負担が増える一方で、改善しようという努力すら見られません。

確かに、JR日高線を利用していた人で、日高線復活を望んでいる人もいます。

しかし、現在の代行バスを利用している人の殆どが、日高線復活よりもバスの改善を望んでいます。

民主主義は確かに少数の意見もしっかりと聞き入れるべきですし、少数意見であろうと、意見は大切にすべきです。

ただし、現在の日高線沿線の町長らと、大多数の意見を無視して、日高線存続ありきでしか考えないことは、民主主義を否定するやり方です。

日高線がストップしてから、これまでの3年以上の間、町長が積極的に、利用者や町民の声を聞いて、問題改善のために行動しているなら別ですが、そうした動きすらありません。

自治体は予算がないから、費用負担はできない。

だけど、今後も赤字は大幅に増えることになっても、JR北海道や道庁や国が金を出してくれなきゃ困る。

……と我がまますぎる意見しか言いません。

地域の公共交通機関のあり方は、これからの自治体の課題でもありますが、この現実問題にこそ、首長たるものがしっかりと向き合わなければならないものだと思いますが、無責任さばかりが目に付くのが、非常に残念です。。。
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